とりあえず、今日は生きてみる。

日々のこと。心のリハビリ用 

双極性障害、らしいというか、かもしれない、というか。

今日は、家をでることもままならなかった。

朝5時に起きて、気分はそこまで悪くなかったのだけれど。

しばらくぼおっとして、ちゃんと頭が回り始めたあたりから、だんだん下方へ。

着替えるとこまでが限界で、ごはんはのどを通らないし、涙で化粧はできないし、散々だった。仕事に行きたくないわけでもないから、焦りから尚更感情の高ぶりが激しくなってしまう。

 

結局、また休みの連絡をいれた。みじめで情けなくて仕方なくなって更に涙が止まらず、一人しばらく泣いていた。

昼近くに落ち着いて、これはいよいよ自分じゃどうにもならないな、と思って近くの心療内科を検索して電話予約。最初に電話したら、初診の枠がないと断られたのだけれど、電話切ってすぐにキャンセルが出た、とわざわざ連絡をもらえた。

 

朝からある程度泣いて、大分落ち着いていたし、天気もよかったから散歩がてら歩きながらクリニックへ向かった。

緊張で少しふらつきもあったけれどなんとか到着。

看護師さんたちは明るく優しげで、安心。結構普通に雑談をしていたけれど、その分空気が柔らかい気がした。以前睡眠障害でかかったところは看護師さんが事務的で冷たく診察前から心が折れたもの。

初診なので問診票を書いた。4枚もあって、現在の症状だけでなくいままでのことや詳細な家族構成なんかも欠かなくちゃいけなくてたぶん30分以上はかかったかもしれない。

そこから、順番待ちで予約時間より1時間オーバーでやっと順番がきた。

 

先生は、これまた優しげなおじさん先生だった。看護師さんたちに続いてまた安心した。私の書いた問診表をひとつずつ確認しながら質問を重ねられた。

ある程度私の話をきいた先生は、少し首をかしげて、うつ病ではない気がする、みたいなちょっと曖昧な感じだった。実際、わたしも以前の全力のうつだったときと比べれば、というか比べなくとも、うつっぽさはほとんどないと思ってる。

ただ、感情が突然コントロールできなくなる。

さらに丁寧に、先生はわたしにいくつか質問をして私の話を聞いてくれた。

そうして先生が出した結論は(それでもおそらく、とつけられたけれど)「双極性障害」だろうということだった。

ようは、いわゆる躁うつ、というものらしい。

私が今まで調子がいいと思っていた期間は、おそらく躁状態だと。

 

納得できるような、でもどちらにしても受け止めきれないまま、診察終了。たぶん1時間くらいは話を聞いてもらっていたと思う。

今まで、何度か経験のある診療内科というのは長くても30分くらいでほとんど話も聞いてくれず、抗うつ剤をだしてきて、副作用は出るくせに症状はよくならないし、先生に不信感しか持てないしで、結局続かなかったんだけれど、今回はちゃんと通院できるかなあ。

いい先生だと思う。

ただ、どうしても素直に診断された病名を受け入れられない。

 

それが、今まで自分のフラットだと思っていたのが躁状態かもしれない、ということ。

しかもこの病気はほぼ完治は難しく、対症療法的に投薬治療をずっとし続けなければならないといわれたこと。

 

わたし自身が想定していたより、かなり重たい現実を突きつけられた感じ。

仕事も休職かできれば退職したほうがいいと進められた。

幸い、いまの私はうつの症状がかなり軽いようだから、そんなに休職期間もかからないだろう、とも。

 

仕事がしたいから病院いったけれど、そもそも仕事はしないほうがいいと。

 

ということで、最初のお試しお薬を1週間分処方された。

炭酸リチウムとかいう、名前聞いて乾電池しかでてこなかったけれど。

 

帰り道、気分は上がらないものの、そんなに下がりもせず、

とりあえずともだちに連絡。本当は会社に連絡しなくては、と思ったけれど、ハードルが高い気がしたので、大分低めのところから。

この友だちは、私が全力のうつだったときも知ってくれている。

というか、ほぼ唯一のともだち。たぶん彼女がいなければ私はいま生きてない、かうつのままだったかも。

 

友だちのおかげで気持ちの余裕もできたから、母に電話。

母は、もうあほみたいに優しいから、援助はいくらでもするから、ゆっくり休みなさい、といってくれた。

ただ、普通のうつと躁うつの違いがわからないから、少し会話がずれていた気がする。

当の私自身がまだ違いを理解しきっていないんだけれど。

 

ちなみに会社には結局連絡していない。

タイミングを逃した。まあ、ひよっただけだけど。

 

あとはK氏にも今後を考えると言わなくちゃいけない。

ぶっちゃけそれが一番気が重い。仕事をいくらでもあるけど、彼はこの世に一人なのだ。

わたしを打ち捨てるようなことは絶対にしない人だけれど、もしもということもある。

そうじゃないにしても、彼の為を思えば障害持ちの女と関係をもっているのはあまりよろしくないと思う。

別れを切り出せる気がしない。

 

ところで、私は本当に障害持ちなんだろうか。

一時的なストレス性のなんかとかじゃないのかなあ。

今までほとんど仕事が長続きしてこなかったし、器用な生き方をしてきたとは到底思えないけれど、やっぱりどうしても受け止めきれない。

 

この記事を書いてるいまも、ちょっと泣いてはいるんだけれど。

さて、明日はなにをしよう。しばらくは自由ではあるわけだし、創作活動をなにかしてみようかなあ。